がくえんゆーとぴあ まなびストレート!

※この感想はネタバレを含みます。俺はまなび見る予定なんだ!って方は見ないほうがいいかもしれません。



『がくえんゆーとぴあ まなびストレート』

2007年のアニメです。(もう10年前ですよ・・・)
たまたま見つけた↑のMADがすごく面白くて、どんな作品なのか気になったので買ってみました。

日常系のアニメだと思っていたので「癒されればいいかな!」ぐらいの期待度だったんですけど、思いのほか感動的な作品でびっくりしました。
なんか巷に溢れている可愛いおにゃのこたちがダラダラやってるアニメじゃなくて、清々しい熱血学園ものでした。

舞台は少子化が止まらず、学生が減少した2035年の日本です。
まなびちゃんを始めとする生徒会役員たちは、そんな悲しい流れの中で、何とか学校を盛り上げようと色々と頑張っていきます。
その青春のワンシーンとか真っ直ぐさがやたら沁みるんです。。。

このアニメは絵柄のせいか放送された時代のせいか、かなり誤解されてしまった部類に入ると思いますが、普通にいいアニメでした。
以下にその「いいなぁ」と感じた点を上げていきます。

manabi1.png

①お約束の展開
このアニメは毎回、いわゆるド定番の繰り返しです。

1.なんか問題が起こる
2.解決しようと頑張る
3.なかなか上手くいかなくて焦る・落ち込む
4.みんなの力をあわせて大解決!やったね!

こんな感じなんですが、それがいいんです。
変にシリアスな展開にもっていったりせずに、まっすぐ突き抜ける。
見ていて恥ずかしくなってしまうシーンもたくさんありましたが、それが青春ってものなんですね。

高校生というかけがえのない時間をFPSに費やした俺は、その眩しさに思わず胸が締め付けられてしまいました。
学園ものはもう戻れない立場になって見ると全然印象が違いますね。

ああ・・・時計の針を戻したい。

②シュールな笑い
多分このアニメの演出した人は、随分前に流行ったトリックというドラマが好きだったに違いないです。
絵をとめて「ティーン!」と効果音を出すカットを随所に入れていて、トリックでもよくやってたなぁと思いました。
俺はああいうシュールな間の使い方に弱いので、めっちゃニヤニヤしてしまいました。

③気合入りまくりの作画
やっぱり作品の影響でアニメーターもやる気が出るのでしょうか。
すごく気合の入った作画でよく動きます。
あと背景がいいんですよね。なんかジブリっぽい書き方で綺麗なんです。

④キャラデザの不思議
↑の画像を見ての通り、キャラクターがかなり幼く描かれています。
特に左2人はランドセル背負っていても違和感ありません。
これで高校生というのはかなりぶっ飛んだキャラデザだと思いますが、よく考えてみるとむしろそれがいいのかもしれません。
小学生みたいな外見だからこそ、より真っ直ぐで純粋な姿を表せているのかなぁーと。
あと、あえて対比させるためにこういうキャラデザにしたのかなとも思います。
なぜなら、まなびたちと対照的な立場の角沢さんが不自然なほど大人っぽく描かれているからです。
合理的思考の果てに、自由な発想を失ってしまったぶん大人である角沢さんと、純粋無邪気で真っ直ぐなまなびたち。
いずれにせよ絶妙な塩梅だったと思います。

⑤光香(みか)の成長
光香っていうのは左から2番目の子です。もう絵を見てわかる通りドジっ娘でド天然なんです。
そんな光香が生徒会の活動を通して成長していく姿にグッときました。
みんなが夜のプールに飛び込むシーン、「はやくきなよ」と促されるも踏み留まって花火を打ち上げる。
別になんともないシーンなんだろうけど、俺にはあれが、人に頼ってばかりの自分との決別を表現しているように見えました。そして最終話ではまさかのアメリカ留学。光香一人が生徒会の面々から離れていきます。
そこから月日が経ち、帰ってきた光香の不安とは裏腹に、踏み切りの前ではみんなが・・・。夢でみた光景とは違う。そう、彼女たちは友達から仲間になっていたのだ。なーんてなんか泣けますね。
こういう大正義な展開は見ていて気持ちがよかったです。

⑥オープニングに搾られる



OPの『A Happy Life』は今は亡き岡崎律子さんの名曲です。
まさかまなびストレートのOPだったとは知りませんでした。
歌は綾波でお馴染の林原めぐみさんが歌っています。岡崎さんのウィスパーボイスとは違って、明るさの中にノスタルジックを感じます。斬新な映像と相まって毎回魅入ってしまいました。

特に、「ほら 振り向いても もう居ないよ」というワンフレーズを聞くと、俺は本当にかけがえのない青春時代を置いてきてしまったなぁと後悔の念に襲われ、気が滅入ってしまいそうになりました。。。
これは中毒性の高いOPです。

⑦エンディングにも搾られる

EDは人形を使ったアニメーションなのですが、まずこれが可愛い。
特に光香のハムスターっぽさがやばいです。歌もすごくいい。
入りはなんとなくクレヨンしんちゃんの『素直になりたい』に似てて優しい印象。
からのサビは元気はつらつまっすぐGO!って感じで教育テレビで流れてそうな曲です。

⑧パッケージがいい

manabi_1.jpgmanabi_2.jpg

写真のようにDVDを取り出すと画面からキャラが消えるっていうのが斬新に感じました。
わいわいやっていた教室や生徒会室からまなびたちの姿が消える。
そんな情景を自分に重ねたのかわかりませんが、なぜかそれだけで泣けてきました。
あー戻りたい。本当に戻りたい。

⑨最終話の謎

最終話のラクガキにはいったいどんな意味が込められていたのかが気になります。
ズッ友だよ!みたいな想いをラクガキを共有することで表現したかったのか、それとも単なる思いつきか。
さすがに、久しぶりに再会した5人が迷いもなくラクガキを始めたのだから、何かしらの考えがあったのだとは思いますが、よくわかりません。

でも、最後の最後で意味ありげなシーンをもってくるところがセンスいいと思いました。

総評

視聴数は少ないものの高い完成度のMADがある作品は名作、という俺の理論を証明してくれた作品です。
つまり隠れた名作です。発表されたのがアニメ=キモオタの見るものという考えが一般だった時代なので、あまり人気が出なかったのでしょう。ほんとうに絵で誤解されちゃった感じです。
見ると元気がでるので日々の生活にちょっと疲れちゃった人にお勧めです。
あと、全12話ですぐ見られるので、忙しい人にもお勧めかな。
興味のある方は是非。
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