ひなこの空、横山の夏 第4話 秀雄襲来

しんくんしんくんしんくん。
横山を病的なまでに愛する男、それが木村秀雄だった。
二人は去年の暮れにとあるネット掲示板で出会い、親しくなるにつれ互いに特別な感情を抱くようになった。それからというもの、秀雄は地獄の果てまで追い掛けるように、横山に付き纏っていた。

いつだが秀雄が言い放った、「僕の帰着点は、しんくんなんです。」という名言は、それこそ愛ゆえに悲しみを背負うとか、もはやそういうレベルにまで達していた。だが、恋が求めるものである一方、愛は分かち合うもの。その点からすれば秀雄の愛は未完成であった。
横山はまだ心を決められずにいたからだ。

秀雄はそんな煮え切らない横山を火にかけるべく、灼熱の季節に横山のアパートを訪れていた。股間に大きなテントをはらせながら…。


凛とチャイムを鳴らす。
しかし部屋で爆睡している横山が起きるはずもなく、秀雄は仕方なく合鍵を使い中に入った。
横山の部屋は意外と綺麗に片付いていた。1LDKの室内はタバコの臭いさえ染み付いてはいたが、一人暮らしの男の部屋とは思えなかった。エコに設定されたエアコンせいで室内は少し蒸し暑い。

「浮気してんな…しんくん」

そう、秀雄には全てお見通しだった。
実は柳生が大学だけでは飽き足らず、横山の家にまで押しかけて来るようになっていたのだ。その際、部屋が汚いと「生活態度がなっとらん!」ときつく攻められるので、少しでも楽になりたい横山は部屋を頻繁に片付けていた。

「これはちょっと調べてみる必要があるな」

仰向けに寝ている横山を起こさぬように、そっとパンツをさげる。
ぬっと現れたそれは驚くほど逞しく、日本人離れしていた。
秀雄はそのデカぶつを一息に飲み込むと喉の奥でガッチリとロックしながら、舌をじゅるじゅるとうごめかした。

「おふぅ…」

横山から息が漏れた。
同時に、喉奥で一気に膨張したそれは、すぐに秀雄の許容量を超えた。

うぶぉっ!!

流石の秀雄も苦しくなった。
吐き出されたそれにはねっとりと唾液が絡まっていて、いきり立ったそれを手でいじくりながら秀雄は言った。

「相変わらずのMARAだ。でも、しんくんのMARA大好きだけど、今は嫌い。だって知らないケツ穴の味がするんだもん…」
秀雄は不敵な笑みを浮かべていた。




「ひぃぃぃぃいい!!!!」
突然の激痛に飛び起きた横山は、悲鳴をあげる下腹部を見て驚愕した。
チンポ○全体を覆うように針が刺ささっていた。意識が飛びそうなほどの激痛が体中を駆け巡った。

「しんくんの嘘つき」

横山は混乱した。
「なんで…ここに……!!!」
身体を捻らせ悶絶する横山の後ろには、全裸で鼻息を荒くした秀雄の姿があった。
秀雄はその強靭な四肢を上手く絡ませ、背後から抱きつくようにして横山の動きを封じていた。

「しんくんのチンポは糞の味」

耳元でそう囁かれた横山は全てを察した。

《一体こいつは何者なんだ。人のチンポ○の味を見切ってやがる。恐らく俺のチンポ○から柳生の味がして、オレと柳生の良からぬ関係に゛ぃぃぃいいい!!!》

今の横山に冷静な思考は不可能であった。
だが、釘バットならぬ釘肉棒と化したそれは、限界まで膨張していても、不思議と萎えることはなかった。
それは横山の真性のものであり、かねてからの弱みでもあった。

「あの糞教授にたぶらかされたんだね!大丈夫、しんくんは僕が守るよ!しゃぁぁぁああ!」
秀雄は横山の大事な玉をギュッと握り締めた。
「BENになっちゃうよー!!!」

横山はうんざりしていた。
ダブリ一年目の夏は、早くも不幸の予感に充ちていた。
レ○プじじぃといい、秀雄といい、ろくな奴がいなかった。

唯一の救いは、あの少女だ。
あの時感じた純粋さと妖惑さが入り混じった美しさは、未だに横山の心にわだかまっていた。
横山は、もう一度あの子を見たかった。
そして、できることなら彼女のことを知りたかった。

「こんな目にあってるのに、一体誰のことを考えてるんだ?」

秀雄の握る手にさらに力が入った。あと数グラム力を入れられると、金玉スパークするのは目に見えていた。
それでも横山は、目と耳を閉じ、口を噤んでじっと耐えるしかなかった。
秀雄はここからが本番だと言わんばかりに、横山のお菊に手を伸ばしはじめた…。




ことが終わって、満足した秀雄は意気揚々と帰って行き、残された横山は長いこと横になっていた。
布団は、自身が吐き出した金汁で湿っていて気持ち悪かったが、起き上がる気力は無かった。

しばらくして、携帯が鳴った。
疲労で寝返りすらうちたくなかったが、そうもいかず、横になったまま手を伸ばした。

「はい…」
「なんだ声が枯れとるな。寝起きか?」

横山は天を仰いだ。相手は柳生だった。

「あの…何の用でしょうか?」
横山が恐る恐る聞くと、
「今回は真面目な話だ。実はシミュレーションに進展があったのでな。昼飯を食ってからでいいから、大学まで来てくれんか」
柳生はそう言った。

今日はこれ以上動きたくなかった横山だが、彼には逆らえなかった。
それに、シミュレーションとやらの内容についても多少なりとも興味があった。

横山は重たい腰を持ち上げて、仕度を始めた。そして、日が昇り切った頃、原付トーマスで大学へ向かった。
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ひなこの空、横山の夏 第3話 謎の少女

「そうだ、資料室にいってきてくれ」
下の世話ついでに、もう一つ手伝いを頼まれた横山は、菊門をじんじんと痺らせながら資料室に向かっていた。

なんというFG。
横山は泣きたい気持ちを通り越して、もはや脱帽していた。
威力、弾もち、射程。
どれをとっても最高レベルだった。
男性経験の少ない横山でさえも、あれほどのトトロの持ち主は滅多にいないと思った。
若い頃は相当鳴らしていたのだろう。
横山は思う。
もしかすると、あれが若さの秘訣なのではないかと・・・。

「勘弁してよぉぉおねおさん!」
ねおさんが無駄に突って状況を悪くしたとき、横山がよく叫ぶ台詞であった。


資料室は各研究分野に分けてそれぞれ用意されており、この情報技術研究棟には合わせて10の部屋が存在していた。
広大な土地に立てられた巨大な研究棟は、情報分野だけでも膨大な量を誇っており、今回柳生には電動オナホールについての論文を持ってくるように頼まれた。
元々高速振動ローターの研究がメインである柳生が、何故オナホ技術なのか疑問に思ったが、あの変態巨根教授の考えがわかるはずもなかった。

資料室は棟の四階、階段を降りた長い廊下に、一列に並んでいた。
扉には番号が振られており、横に留められた表札には各分野の名称が書かれていた。
オナホ…オナホ…
番号を降順にだどると、7番目に該当する部屋を見つけた。
中に入ると、大量の古紙の臭いが鼻を突き、それが苦手な横山は思わず息を止めた。部屋は思いのほか広く、資料は古さを伺わせる鉄製の棚に整頓されていて、日に焼けたものが多かった。横山はむせそうになるのを抑えて、素早く棚から適当なものを見繕い部屋を出た。

ふっと息を吐いて歩き出した直後、あることに気付いた。
階段を下りて右側に、横山からみて10番目の資料室の左側に、何も書かれていない扉があった。
行きは気づかなかった、というより気にならなかった。
番号付けられた部屋が列なる廊下に一つだけ無印の部屋があることを、今更不思議に思った。

入ってみよう。普段なら気にもしないところで、妙な好奇心が湧いた。
静かに歩み寄り、そっとドアノブを回す。
鍵はかかっておらず、扉は音もせずに開いた。
隙間から中を覗くと、他の部屋と同様に大量の資料が垣間見えた。
なんだ資料室か。
そう思った横山は、勢いよくドアを開け放った。
そして、腕が伸びきり視界が開けたと同時に横山は固まった。

部屋の奥に、少女がいた。

少女は窓際にぽつりと置かれたパイプイスに腰掛け、熱心に何かを読んでいた。
俯きがちな顔は表情を見せず、窓から差す光が彼女を照らし、逆光が神秘的なシルエットを生み出していた。
制服らしきものを身に纏っているところからすると、どこかの高校の生徒らしい。

横山は面食らった。
まさか人、しかも女の子がいるとは思ってもみなかった。
動揺した横山は無言でドアを閉めて戻ろうかと考えたが、そこは大人(32歳)としてためらい、一言謝っておくことにした。しかし、端からずっと少女の視線は本に向けられており、横山にはまるで気付いていない様子だった。

「すみません」
突然の横山の声に、少女はビクリッと肩を震わせた。
やはり気付いていなかったらしい。邪魔をしてしまったか…。
罪悪感を感じつつ、横山はたちずさむ。
本を見つめる少女の視線が、ゆっくりと横山に移っていった。

目が合った。

今日は驚いてばかりいる気がする。
目に映る少女の顔立ちは実に可憐だった。
夏に不釣り合いなほど白い肌に、流れるような黒髪、整い過ぎた顔立ちはさも人形のようで不気味な一面を魅せるが、息を飲む美しさだった。
そしてその体つきも、所々に少女の面影を残しつつも、相当なスタイルのよさを呈している。さながらモデルのようなこの美少女は、一体誰なのだろう。


「なに」

まじまじと少女を見据え考え込んでいた横山は、ハッと我に返る。
少女の声は独特で、発音は正しいのに何故か外国語を聞いているような違和感があった。

「別に用はないんだが、勝手に入っちゃったから…」
赤面する横山を、少女は黙って注視し続けた。息が詰まりそうな雰囲気の中、少女は一切表情を変えることなく沈黙を保った。しかし、言葉が見つからない横山を向かいに、長く永遠にも感じられる沈黙を少女が終わらせた。

「あっちいけ」

その言葉を聞いた横山はゆっくりと後ずさるように部屋を出た。
ドアを静かに閉めて、逃げるように階段を上った。全身から力が抜けていった。

やっちまったぁぁぁああ!

6階まで階段を上る途中、横山は手摺りにうなだれるように寄り掛かった。
負傷した敗残兵の足どりは、今にも膝が折れそうで、朝の全力疾走と柳生との濃密セックスで疲労困憊だった。
さらについ先ほど、追い撃ちをかけるべく、見ず知らずの少女に邪魔だとまで言われてしまった。
もはや横山のライフは0だった。

だが、真の悲しみを背負うことになるのは、その直後だった。
資料片手に、おぼつかない足取りで研究室に戻る横山を待ち受けていたのは、何故か全裸になった柳生であった。
横山の全身から血の気が引いた。
それとは正反対に、柳生の下半身に朦々と血がめぐる。

「君はたった3分で持ってこれる品物に一体何分かけているんだい?時間の使い方がわかっとらん!いいか、濃厚な時間の使い方とは、こういうことをいうんじゃ!」

「ひぃぃぃぃいい!!!」

もはや成す術はなかった。
横山は今日、二度死んだ。

そして、一体あの子は誰なのだろうか。
ケツ穴をひん剥かれても、そのことだけは気になっていた。

ひなこの空、横山の夏 第2話 その訳は・・・

大学の駐車場になだれ込むように入った原付トーマスは、その活躍に一欠けらも報いられぬまま、乱暴に停められた。
跳ねるようにトーマスから降りた横山は、一目散に研究室へ向かった。

渡り廊下を全力疾走するとき、横山の焦りは最高潮に達していた。
研究室は無慈悲にも棟の6階にあり、普通に上って2分はかかるからだ。
残された時間を考慮すると、本当にギリギリの戦いだった。

横山は息を切らしながら、全速力でロビーを目指した。
寒さ対策で二重になっているドアの一つ目を、半ばぶち当たるように開け進めると、二つ目の自動ドアの前で急停止した。
焦りとは正反対に、ゆっくりと開く自動ドアに横山はハゲかけた。
ドアが半身ほど開くと同時に、ねじ込むように体を入れた。
閑散としたロビーは冷房がかかり過ぎていたが、火照った横山には嬉しい冷たさだった。

体が冷えると、頭が少し落ち着きを取り戻し、「エレベーターを使おう」そう思いついた。

横山の経験上、乗る人間がいないときは、ここのエレベータはいつも1階に止まっていた。
この棟の静けさからするに、エレベータは恐らく1階に存在しているはずだった。

横山は賭けに出た。
エレベータを選ぶとすれば、まず1階に止まっていること、そして乗った後に一気に6階まで進まなければいけないこと。
この二つの要素をクリアしなければ、横山の尻毛は抜け気ってしまう。
かといってこの息切れた体で階段を上っても、間に合うという保障はない。
生死をわける選択だった。


横山はエレベータを選んだ。
フロア右奥の、縦長に窪んだスペースにそれはあった。
素早く駆け込み、祈るようにボタンを押した。

頼む!!止まっていてくれ!!
壁に設置されたボタンは、横山の想いを乗せて押し込まれた。


……………反応がない。


背筋が凍った。
嫌な予感を感じつつも、再度ボタンを押した。
・・・ダメだった。

いや、これは押せているのだ。ただランプが点かないだけだ。
もう一度、押す。…無反応。
頭が真っ白になる。
もう一度、もう一度、もう一度……。

気付けば横山は涙を流していた。
どうしようもない焦りや後悔の念が、涙となって溢れ出ていた。

「なんで点かないんだ!!!」

ボタンを連打しつつ号泣する横山は、さながら紙風船のようであった。(詳しくは紙風船の涙事件を参照)

ふと横山は、涙でぐじゃぐじゃに滲んだ視界に、あるものを捉えた。
それは、エレベーターのドアに貼られた黄色の四角いシールであり、それは発狂するような代物であった。
事実、それを見た横山は狂ったように叫んだ。

”節電のため停止中”

「ひぃぃぃぃいいいい!!!!」


タイムリミットを過ぎた。横山の夏は終わった。
誰もいないロビーに、横山の嗚咽が響き続けた。





ノックの音は耳を澄ませばようやく聞こえるくらい弱々しかった。

「失礼します…」

そう言って横山は、研究室のドアを開いた。
狭い室内は書類や書籍で溢れていて、コンピュータがファンの音を轟かせている。

熱心に画面に向かっていた白髪の老人が、満面の笑みを浮かべ横山を見た。

「2分遅刻だよ。ご苦労様。」
ほくそ笑みながらいった。

老人の名は柳生十兵衛。
古風な名に似合わない、コンピュータ科学の研究者だった。
80歳という年齢を迎えつつ、横山の所属するゼミの教授を請け負っていた。
これほど高齢の教授は珍しいが、柳生はそれを感じさせないほど若々しかった。
あと10年は現役でいると、いつも豪語しているだけはあった。

そんなはつらつとした柳生とは裏腹に、横山にはもう、何か言い訳をしようという気さえ起きなかった。

「遅れてすみません。レポートです。」

呆然とした表情でレポートを手渡し、柳生はそれを受け取った。

少し目を通して、柳生は言った。
「よくできているのに、本当にもったいない。オチンポ。この夏で立派な男にしてやるからな。今日から特訓じゃ。」

あぁ。横山は天を仰いだ。
やはり見逃してはくれないらしい。
今の言葉で最後の希望が潰えた。

これから休日以外は毎日、教授の性のお手伝いをさせられることになる。
それは、生ぬるい想像を断じて許さない悲惨なものであり、レポートを期限通りに提出できなかった者への重すぎる罰だった。

そう、柳生はゲイだった。
それも折り紙つきの。


「早速、始めよう」


うな垂れた横山にむちをさすように言い放った柳生は、いつの間にか全裸になっており、下半身では富士山の大噴火がおこっていた。
あふれ出すマグマは玉金を越え、床にしたたり落ちていた。

「ひぃ!」
声にならない悲鳴をあげる横山に、柳生はそこだといわんばかりに襲いかかった。
ジーンズを一気にずり下ろすと、唾液を塗りたくった指を菊門に突き刺した。
「ぁあん!」
「いい声で鳴きよる!」

(中略)

「ぁぁあいくぅぅぅうううう!!!!」」
絶頂を迎えた横山の菊門はヒクヒクと痙攣し、ピンク色の花園がこれでもかというくらいキツく締まった。

「おぉぉ・・・」
柳生もあまりの気持ちよさに唸りをあげた。
奥にたっぷりと注ぎ込まれたそれは、火傷しそうなほど熱かった。

満足した柳生は、細胞の一つ一つを味わうようにしてゆっくりと腰を引く。
しばらくして、余韻をたっぷりと残した極太味噌きゅうりがヌルりと抜けた。

「最高だったよ横山君」



マスパのうんこ色の夏の始まりであった。





プロフィール

DNeo

Author:DNeo
経営理念
1.お客様には最高の昇天を
2.お客様には最高の行動を
3.お客様には最高の笑顔を

ご来店、心よりお待ちしております
サミット川崎店並びにBENスタッフ一同

【所属団体】
日本川村学会
天地川村大明神信仰委員会
新興宗教組織「日本のみんな」教祖
横山精肉店スーパーバイザー

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